地域ラボ・岐阜にて「あなたの課題にゲーミフィケーションを活かしてみませんか？～防災減災の備え×ゲーム～」を開催しました。

　地域ラボ・岐阜にて、令和６年８月９日（金）に、地域ラボ支援員 東善朗氏（一般社団法人Do It Yourself 代表理事・岐阜大学客員准教授）によるワークショップ「あなたの課題にゲーミフィケーションを活かしてみませんか～防災減災の備え×ゲーム～」を開催しました。

　社会課題には貧困や環境問題、健康問題など様々なものがあり、解決するためには人々の行動や意識の変化が不可欠です。これらの課題を知る「きっかけ」を作り、「関わりしろ」を持つ手法として、「ゲーミフィケーション（＝ゲームの要素を用いること）」が近年注目されています。「ゲーミフィケーション」が用いられている事例を紹介し、その後は「防災減災」をテーマに、ゲーミフィケーションを採り入れた「知識や行動の啓発情報を用いたかるた遊び」と「ポーカーラリー®を用いたスポット巡りゲーム」を体験しました。参加者は、地域の防災団体、行政職員、士業、大学教授など様々でした。

　参加者からは、これまで防災活動の参加者が少ないことが課題だったがゲーミフィケーションで参加促進だけでなく意識向上や行動促進も図れることがわかったので早速取り入れたい、ゲーミフィケーションで防災減災を身近に感じることができた、他の社会課題解決にも活用できそうだといった声が寄せられ、ゲーミフィケーションの可能性を大いに感じるイベントとなりました。