地域ラボ・中津川にて、「中津高校・中津川中心市街地と地域探究チームとの取り組み」を開催しました。
地域ラボ・中津川は、5月28日(水)岐阜県立中津高等学校の地域課題探究型学習活動として、「中津川中心市街地と地域探究チームとの取り組み」を中津高校にて開催しました。※この活動は、中津川市役所からの業務委託による「公共空間活用推進事業」の一環として実施された取り組みです。
前半は、中津川市役所 リニア都市政策部 都市計画課 大山氏より、中津川の中心市街地の歴史や特徴、現在の状況についてご説明いただきました。また、過去に中津高校の生徒と実施した取り組みについても紹介がありました。
後半は、参加者を3グループに分けてワークショップを行いました。ワーク①「駅周辺について考えてみよう」では、駅から中津高校、ルビットタウン、本町エリアまでを含む大きな地図を使い、自分たちの通学路や学校帰りに立ち寄る場所、日ごろ感じている課題などを地図に書き込みながら、活発な意見交換を行いました。ワーク②「待合、噴水広場について考えてみよう」では、ワーク①と同様に中津川駅周辺の地図を使い、現在の待合スペースや噴水広場が将来どのような場所になると良いか、自分たちの立場・視点から自由にアイデアを出し合いました。
この結果をもとに、次回6月30日に第2回を開催予定です。
参加者からは、中津川駅周辺や学校周辺を地図で見る機会がなく、大きな地図で俯瞰することで、「こんなところにあったんだ」と新たな発見があった。改めて見ると、自分たちの高校の敷地が意外と広いことに気づいた。駅周辺の活用として、先輩たちがキッチンカーの出店やイルミネーションを行っていたことは知っていたが、今回、具体的な内容を詳しく知ることができ、自分たちもまちの活性化に関わりたいと思った。高校卒業後は地元を離れる予定だが、今回の取り組みを通じて地元の良さを再認識でき、将来地元に戻ってくる選択肢もあると感じた。などの声をいただきました。