地域ラボ・中津川にて、「創業者連携フォーラム2025~つながることで見える、次のステップ~」を開催しました。
地域ラボ・中津川は、令和7年10月25日(土)ひと・まちテラスにて「創業者連携フォーラム2025~つながることで見える、次のステップ~」を開催しました。本イベントは、東濃地方で創業セミナーを受講した方や創業を希望する方々が集い、交流・連携できる場を創出することを目的としています。当日は、市役所、日本政策金融公庫、各商工団体と連携のもと、17名の方にご参加いただきました。
講演では、株式会社東美濃ビアワークス 代表取締役社長 東 恵理子 氏、合同会社 One&One 代表役員社長 兼 施設長 眞邉 裕貴 氏を講師に迎え、「先輩創業者のはなし」と題して、創業までの経緯や地域との関わり、創業後の課題とその乗り越え方など、実体験に基づく貴重なお話を伺いました。特に、「地方(田舎)で起業する」という選択に込められた思いや、少子高齢化や空き家問題といった地域課題にも意識を向けながら、事業を通じて地域の価値を再発見・再構築していく姿勢が印象的でした。参加者からは共感や刺激を受けたといった声が多く寄せられました。
講演後は、ゲストの東氏・眞邉氏に加え、ファシリテーターの岐阜大学社会システム経営学環 特任准教授 水野 輝彦 氏を交えた3名によるパネルディスカッションを実施しました。創業前の不安や準備段階での苦労、地域との協働による新たなビジネスチャンス、そして今後の展望などさまざまな角度から意見が交わされました。「地方だからこそできる挑戦」「小さくても持続可能な事業づくり」といったテーマを中心に会場は終始前向きで熱気に満ちた雰囲気となりました。その後のグループワークでは、4つのグループに分かれ課題や悩み、解決方法について意見交換を行いました。参加者同士が共感し合い経験や工夫を共有する中で、新たな気づきや今後の活動のヒントを得ることができた様子でした。最後には各グループの発表が行われ、会場は活気にあふれました。セミナー終了後の懇親会では参加者やゲスト、商工会議所の方々と交流を深めることができました。
参加者からは、同じ時期に創業した方々とリアルな意見交換ができてよかった。自分の悩みを客観的に見てもらいアドバイスをいただいたところ、自分では弱みだと思っていたことが他の方からは強みとして捉えられており、自信につながった。他業種の方と交流でき視野が広がった。グループワークで多くの人と意見交換ができ有意義だった。などの声をいただきました。



