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地域ラボ・高山にて「『秋の高山祭(八幡祭)』課題解決型実習報告会」を開催しました。

 地域ラボ・高山は、令和7年5月9日(金)飛騨高山まちの博物館にて、「『秋の高山祭(八幡祭)』課題解決型実習報告会」を開催し、岐阜大学 社会システム経営学環の2年生31人が、「秋の高山祭(八幡祭)の伝統・文化 維持承継」をテーマに取り組んだ実習の成果を報告しました。

 この実習は、令和7年1月から5月にかけて、「秋の高山祭(八幡祭)」の4つの課題 ①担い手確保、②資金確保、③観光資源としての活用、④祭を通した郷土愛・地域の誇りの醸成 についての解決策を検討したものです。報告会では、学生がこれまでの調査や祭関係者へのインタビューなどを踏まえて、秋の高山祭の維持・継承に向けて検討した「屋台ペーパークラフト」や「高山祭カード」、「ジグソーパズルアート」など、学生の視点から様々な提案を、地域の祭関係者や行政等の方々に報告しました。

 参加者からは、どの班もよく調べ、工夫やアイデアのつまった実現可能性が高く興味深い発表ばかりだった。実物や実演を通してプレゼンをしていた班もありわかりやすかった。などの声が寄せられました。学生からは、魅力溢れる土地を舞台に実習をすることができてとても楽しかった。新しい発想はもちろん大切で新鮮さがあるが、『現実に可能であるか』ということも同時に大切であることを知った。祭に関わる方々の、次世代につないでいくという同じ方向を向いている姿勢に感動し、いつの間にか『私も高山祭を次世代に守り、つなげていきたい』という思いが芽生えるようになった。何かに熱中している人が持つ、人を巻き込む力は本当に大きなものと感じた。などの声が寄せられました。

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