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地域ラボ・高山は「飛騨の匠の技を継ぐ 木を活かす職人の技 ~目立屋をめぐる車座談義~鋸と木挽きと機械」を開催しました。

 地域ラボ・高山では、令和8年9月12日(土)、高山市民文化会館4-4において、「飛騨の匠の技を継ぐ 木を活かす職人の技 ~目立屋をめぐる車座談義~鋸と木挽きと機械」を開催しました。

 当日は林業・製材・木工に携わる方をはじめ、伝統的な職人技に関心のある方や行政関係者など48名の皆さまにご参加いただき、会場は大変にぎやかな雰囲気となりました。
 スピーカーには、株式会社ダイサンエンジニアリング 代表取締役・ループジョイン協同組合専務理事の山本正男氏、岐阜県立森林文化アカデミー学生の畑佐向日葵氏をお迎えしました。また、モデレーターには、株式会社やまかわ製材舎代表取締役の及川幹氏をお迎えし、岐阜大学社会システム経営学環特任准教授・地域ラボ・高山の中畑久美子氏とともに進行を担当いただきました。
 山本氏からは、「目立(めたて)」の技術を絶やさないために若手後継者の育成に取り組まれてきた経験や、ループジョイン協同組合設立の経緯と目的についてお話しいただきました。また、全国的に減少する機械メーカー、目立屋、製材業者が互いにつながり、日本の木材業界を守っていく必要性について語られ、その熱意と使命感が参加者の心に強く響きました。
 畑佐氏からは、「目立屋が消滅の危機にある理由の一つとして、職種として独立した産業に分類されておらず、職業として十分認知されていないことがあるのではないか」という興味深い視点から調査報告を行っていただきました。機械メーカーや製材所を訪ね歩きながら目立屋について調査を進め、その過程で、『帯鋸』の魅力に引き込まれていった経験について、専門家とは異なる立場ならではの視点で発表されました。発表後には、会場から思わず「ぜひ目立屋になってほしい」といった声が上がる場面もありました。

 参加者からは、「お二人の話とも、鮮度が高く、楽しく拝聴しました。機械と鋸、そして飛騨以外の話を聞けた事で、視野も広がったし、考える軸をもらえました。」「3月も楽しみにしています。色々な角度から日本の林業を考えられたらと思います。」などの前向きな感想が数多く寄せられました。

 地域ラボ・高山では、今後も伝統技術の継承と地域産業の発展に向けた取り組みを応援してまいります。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。