地域ラボ・高山
地域ラボ・高山にて、「木工×福祉 地域の未来を考える」企画を開催しました。
地域ラボ・高山において、10月21日(土)に飛騨・世界生活文化センターで、協同組合飛騨木工連合会主催の「飛騨の家具®フェスティバル」トークショ―」の一つとして「木工×福祉 地域の未来を考える」をテーマに飛驒産業株式会社代表取締役社長 岡田明子様、社会福祉法人飛騨慈光会吉城山ゆり園施設長 山平卓也様、株式会社木と暮らしの制作所 取締役 松原千明様、株式会社ケアトピック常務 上井雅史様を招き、地域の「木工」と「福祉」の異業種による連携の取り組みについての事例を紹介し、連携により新たな付加価値を生み出すためのポイントや、未来の地域づくりのヒントなどに関して、意見交換を行いました。「木工」と「福祉」の連携事例をもとに、連携による会社内外に対しての効果や、取組の成功要因・ハードルなど、実例に基づく実用的な情報提供が行われる機会となりました。
参加者からは、福祉関係で働く人の仕事に対しての価値観が知れて良かった、新規事業のスタートは当事者の皆さんの熱量や思いが大切だと改めて感じた、採用活動において企業の魅力を伝えていく事の重要性を改めて感じた、自分では調べられないような内容について座談会で観光業のプロの人の話を聞けて勉強になった、福祉施設利用者の特性・個性に合わせた多様な支援を行うためには施設側の能力・技術にも限界があり福祉以外の異業種との交流が有効だと感じたなどの声をいただきました。